課題:警備の省人化
不審物・不審者を検知したい
駅やイベント会場、商業施設などでは日夜様々な人や物が行き来しており、それらを監視する警備員の存在は必要不可欠です。
しかし、保安業務の有効求人倍率は7倍超(※2019年)と非常に高く、業界として人手不足が問題視されています。
また、夜間の暗がりでの警備など、状況によっては人の目だけで行うことが難しい業務も存在しています。
そこで、AIによる警備業務の省人化や効率化が強く求められています。
AIでできること
AI画像処理技術を活用することで、カメラに映った人や物を解析し、身動きや所持している物品から危険な人物であるかどうかをリアルタイムで判定することが可能です。
警備業務は、その時間帯から場所まで内容は多岐にわたりますが、例えば赤外線カメラを活用した夜間における人物検出や、深度情報(3次元情報)を活用した立入禁止区域への侵入者検知など、現場に合わせて様々な手法を用いることができます。
これらの検出結果を警備員に通知することで、警備業務の効率化を図ることができます。
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危険人物の検出
動作の認識や危険物の検出により、不審者を検知。
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夜間の人物検出
暗所では、赤外線カメラで撮影した映像から人物を検出。
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立入禁止区域への侵入検知
深度情報の取得・活用により、立入禁止区域への侵入者を検知。